がん患者支援プログラムの普及と展開

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メンバー紹介

※()内は所属を表しています。

・寺田 佐代子 (NPO法人 ぴあサポートわかば会 理事長)
・堤 寛 (NPO法人 ぴあサポートわかば会 監事)
・瀧山 晃弘 (NPO法人 ぴあサポートわかば会 理事)
・金子 千之 (NPO法人 ぴあサポートわかば会 理事)
・裴英珠 (NPO法人 ぴあサポートわかば会 理事)
・小川 崇 (NPO法人 ぴあサポートわかば会 わかば会HP担当)
・瀧 真由美 (NPO法人 ぴあサポートわかば会)
・脇田 万貴子 (NPO法人 ぴあサポートわかば会)

メッセージ

寺田 佐代子 (てらだ さよこ)

写真:寺田 佐代子 (てらだ さよこ)

“こころのケア”を促すファシリテーターが必要
地域社会の中でキャンサーサポートプログラムへの理解を広げたい

「病院では、がん患者に対する心のケアが不十分」-そんな声をよく耳にします。でも、精神的なサポートは、病院の中だけ、医療者だけで十分できるのでしょうか?
私自身、乳がんを体験したサバイバーですが、患者会の中では、体験者が互いに語り合ったりするなかで、こころを打ち明け、自分を解放し、他者に聴いてもらう、共感してもらうことで、不安が薄れていくひとをたくさんみてきました。
セルフヘルプグループのピアサポートは、医療のそと、地域社会のなかで活躍できます。私は、2006年からオーストラリアのガウラー財団のキャンサーサポートプログラムに参加し、同財団の日本支部としてプログラムを実践する認証を得ています。内容を日本人向けにアレンジし、がん患者を対象に“こころのセルフケア”を促すグループワークを実践していますが、09年10月までの3年間でのべ800人余りが受講しました。それだけニーズが高いです。今後、がん患者が自分の人生を自分らしく生き、自己実現していくことを促すサポーターの養成が急務です。患者は何かしてほしいと要望するばかりではなく、患者でもサバイバーとして自立して、セルフケア(=自助)、ピアサポート(=互助)を展開していくべきではないでしょうか。

 
【所属、肩書】
1)NPO法人ぴあサポートわかば会理事長
2)藤田保健衛生大学 医学部客員講師
【プロフィール】
出身地 愛知県大府市
生年月日 1956年6月12日
学歴・職歴 1995年 南山短期大学人間関係科にて「人間関係トレーニング」を修得
1999年 乳がん発症・手術
2003年 わかば会発足
2007年 The Gawler Foudationのプログラムのファシリテーターとしての
承認を受ける。
2009年 NPOぴあサポートわかば会設立
著書 2007年 「こころのセルフケアノート」発刊
2007年 「がんをポジティブに生きる~セルフケアのすすめ~」発刊
2008年 「セルフケアワークプログラムマテリアル」発刊
座右の銘・
好きな言葉
Yesterday is history 、Tomorrow is mystery 、Today is gift

堤 寛 (つつみ ゆたか)

写真:堤 寛 (つつみ ゆたか)

NPO法人ぴあサポートわかば会の活動:
がん患者支援&ピアサポートに対するメッセージ

寺田佐代子さんの前向きな姿勢、ポジティブ思考にはまった結果、私は長年、寺田佐代子の秘書役を担っています。33歳の若さで2003年秋に亡くなったMさんと寺田さんによる乳がん患者会「わかば会」の立ちあげを、私は当初からお手伝いし、多くを勉強をしました。
サヨコはピアカウンセラー、グループワークのファシリテーターとして、がん患者の「こころのセルフケア」に貢献しています。ニーズが高く、やりがいのある活動分野であると私は実感します。がん対策基本法が実施され、行政もがん拠点病院もがん患者のこころのケアへのアプローチが求められています。2009年10月にNPO法人化されたわかば会が、社会的に公認された形でソーシャルアクションすれば、サヨコ風の考え方、前を見る実践力が、数多くのがん患者に伝染して、元気と希望を与えることは間違いないでしょう。医療者が気づきにくい、気づいても実践できない内容や実践です。患者発信のこうしたアドボカシー活動のニーズがより広く理解され、医療との役割分担が確立することを目指したいと思います。

 
【所属、肩書】
1)藤田保健衛生大学医学部第一病理学講座教授
2)NPO法人ぴあサポートわかば会監事
【プロフィール】
出身地 横浜
生年月日 1951年9月9日
学歴・職歴 1976年:慶應義塾大学医学部卒
1980年:同大学大学院(病理系)修了
1980~2001年:東海大学医学部病理学(21年間)
2001年6月:藤田保健衛生大学医学部教授
1976年~:けいゆう病院(横浜)非常勤医師
活動、モットー 本業は病理診断と医学教育。「患者さんに顔のみえる病理医」をめざす。免疫染色を病理診断に導入したパイオニアであると自負している。現在、感染症の病理のほか、院内・職務感染防止、医療廃棄物適正処理、安全教育や「日本の常識、世界の非常識」を見つめ直す提言を続けている。他の人がやらない「穴埋め病理医」と「社会派病理医」を目指している。
趣味 オーボエ演奏歴は19年。2004年3月に、「わかば会」コンサートで、寺田佐代子さんとオーボエ&ピアノデュオを演奏して以来、大小のコンサートでボランティア演奏の機会が多い。2011年4月の第100回日本病理学会総会で、日本病理学会管弦楽団の演奏を企画している。

瀧山 晃弘 (たきやま あきひろ)

写真:瀧山 晃弘 (たきやま あきひろ)

NPO法人ぴあサポートわかば会の活動:
がん患者支援&ピアサポートに対するメッセージ

常日頃病理診断業務において癌の診断などをさせて頂いておりますが、臨床の現場や患者様の御声といったものがなかなか聞こえてこないのが現実です。そんな中小生の母が乳癌を患い今年の2月に手術を受け、患者とその家族の悲痛な思いといったものを痛切に感じた次第です。ちょうどその時わかば会の活動に出会い微力ながら応援させて頂くことになりました。これも何かの御縁と思っております。何卒よろしくお願い申し上げます。

 
【所属、肩書】
1)北海道大学大学院医学研究科病理学講座
分子細胞病理学分野 客員研究員
2)NPO法人ぴあサポートわかば会理事
【プロフィール】
出身地 鳥取県鳥取市
学歴・職歴  1993年:北海道大学理学部物理学科卒業(宇宙物理学研究室)
 1995年:北海道大学大学院理学研究科 数学専攻修士課程終了
       (特異 点論グループ)
 2001年:北海道大学医学部医学科卒業
 2005年:北海道大学大学院医学研究科脳科学専攻神経病態学講座
      分子細胞病理学分野博士課程修了
 2005年~同 客員研究員, 医療法人渓仁会手稲渓仁会病院非常勤医師
基本的な考え方 日常の病理診断業務等を通じ、神経病理を含む人体病理学から精神病理を含む幅広いスペクトラムをひとつの一貫したパースペクティブで理解することを究極的な目標としています。そこには哲学におけるアポリアのひとつである心身問題(心脳問題)が横たわっており、また医学や理論物理学などの物質科学だけでなく様々な分野の考え方を必要とするわけですが、分野間の相互作用の平均個数を自然対数の底e個以上にし、なんらかの相転移を引き起こしてみたいと思っています。
趣味 音楽は人間精神が生み出した高度の抽象性を備えたものでありながら、その演奏にあたっては極めて繊細な身体性をも要求されます。こうした意味で音楽の演奏は私にとっては心身問題のひとつの鍵でもあります。スクリャービンのピアノ作品を特に好んで演奏しています。また、ぷらぷら山を歩くのが好きで、特に樽前山に登ると元気が出ます

裵 英洙 (はい えいしゅ)

写真:裵 英洙 (はい えいしゅ)

NPO法人ぴあサポートわかば会の活動:
がん患者支援&ピアサポートに対するメッセージ

病気のことが分かりにくくて悩んでいる患者さんが多くおられます。医師の説明は難しくて、看護師も専門用語を使うし、インターネットに流れている情報は氾濫しているし・・・。
医療を取り巻く情報格差を無くすために活動をしている時に、わかば会代表の寺田さんと運命的に出会いました。癌の最終診断を担う病理専門医として、癌患者さんに分かりやすく、かつ的確に病気のことを伝えることが我々の使命でもあると考えています。患者さんは「どうして分からないのか」、医療者は「どうして伝えられないのか」、双方のコミュニケーションの格差がお互いの距離を大きくしています。双方向からの適切で適量な情報発信と受信こそが、信頼感のある医療を創っていけると信じています。 まずはご自身の不安や疑問を明らかにすることを通じて、病気を理解していきましょう。そのためにわかば会が“支援&ピアサポート”を通じて応援します。良い医療とはチームで取り組む医療です。患者さんはチームの中心です。その周りには多くの強力なサポーターがいることを忘れないで下さい。私もわかば会を通じて、チームの一員として参加します。
Let’s study together, let’s live together!

 
【所属、肩書】
1)財団法人健康予防医学財団 理事
2)メディファーム株式会社 代表取締役社長
3)藤田保健衛生大学 医学部客員講師
4)静岡産業大学 客員講師
5)NPO法人ぴあサポートわかば会理事
【プロフィール】
出身地 奈良生まれ大阪育ちの関西人
学歴・職歴

医師・医学博士・MBA・病理専門医
金沢大学大学院医学研究科修了
慶應義塾大学大学院経営管理研究科(慶應ビジネススクール)修了

病理専門医として癌診断に関わりつつ、医療を取り巻く情報格差を無くすためにコンサルティング会社を経営。理念:医療を取り巻く情報格差をなくす

金子 千之 (かねこ ちゆき)

写真:金子 千之 (かねこ ちゆき)

NPO法人ぴあサポートわかば会の活動:
がん患者支援&ピアサポートに対するメッセージ

寺田佐代子さんとの出会いは偶然で、本会(わかば会)は当初、乳がん患者を支援する団体と伺っていました。その後、大学での昼食時やコンサートに足を運ぶようになり、寺田さんの人柄や実際にがん患者の方とお話をする機会を得ました。本会は病んでいる患者さん同士の会話など、即ち、アットホーム的な雰囲気である印象を受けました。
今後、本会が地域と密接な関係を軸にし、愛知から東海地区、そして全国に知れ渡り、がん患者の生き方・考え方を共有しながら発展して行く事を願っています。
何卒よろしくお願い申し上げます。

 
【所属、肩書】
1)藤田保健衛生大学医療科学部講師
2)NPO法人ぴあサポートわかば会理事
【プロフィール】
出身地 鹿児島県
生年月日 1957年9月26日
学歴・職歴 1980年3月:名古屋保健衛生大学衛生学部卒業
1980年4月:名古屋保健衛生大学病院検査部病理
1987年10月:藤田保健衛生大学総医研助手
1998年4月:藤田保健衛生大学衛生学部講師
活動、モットー 本業は藤田保健衛生大学医療科学部の教員で教育の傍ら、癌の研究(免疫染色や電子顕微鏡を用いて悪性中皮腫と腺癌との鑑別や子宮がんや乳がんの早期発見)も遂行しています。
私は現在、日本細胞診断学推進協会細胞検査士会役員(支部代表委員長)としてがん検診の啓発活動や細胞検査士の後進の指導や育成にも取り組んでいます。
趣味 趣味はスポーツ観戦(野球、サッカー、大相撲)や旅行です。